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ホスピスで親を看取る

fc2ブログ「浅間山麓徒然日記2」からの抜粋版。77歳の父の胃ガン悪化からホスピス入院で逝くまでの看護日記です。

ホスピスで親を看取る その15

もしもし、KUNIE様の携帯ですか?こちらは佼成病院の緩和ケア病棟です。
お父様の背骨の痛みの措置の事でお電話しました。恐縮ですが病棟の方までお電話ください。ピー...。

ん?圧迫骨折って更に悪くなんのかいな?後は固まるだけって聞いてたけれど。

あ、佼成病院ですか。緩和ケア病棟をお願いします。
もしもし、KUNIEです。お電話いただきまして。え、先生からお話しが。先生、いつもお世話様です。

はい?父の腰の位置の骨折の痛みをとる?外来に週1で来る外部のペインクリニックの先生が処置出来るって。は~、針を刺して先端から熱を出し患部の神経を焼ききってしまえば感覚がなくなって楽になる訳ですか、フムフム。下半身マヒとか諸々のリスクは?低い。あ、それでしたら措置をお願いします。同意書?ご時勢ですね。メールのPDFファイルを出力してサインしたのを送り返せばよろしいのですか、はい。

こうして同意書を差し入れた1週間後に、父は硬いレントゲン台に乗りながら体勢をあれやこれやと変えさせられてとても疲れたと言いながら

だけど、痛みがとれたんだよ~。

と嬉しそうでした。

でも、不思議です。前の慶應病院はペインクリニックを常設で持つのに、なぜ同じような措置をしてくれなかったのでしょう?

これが「当たりハズレ」「縁のある無し」とでも言うものなのでしょうか?
過去のことを愚痴っていても仕方がないので、また一つホスピスの精神に沿って患者様のためにいいことをしてもらいましたとさ。
以後も父は腰に手がいく癖は抜けませんでしたが、お陰様で死ぬまでの1ヶ月は腰からの痛みからかなり解放されました。

明日に続く。

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  1. 2008/11/24(月) 07:06:43|
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