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ホスピスで親を看取る

fc2ブログ「浅間山麓徒然日記2」からの抜粋版。77歳の父の胃ガン悪化からホスピス入院で逝くまでの看護日記です。

ホスピスで親を看取る その2

さてさて、それでは昨日の日記に列記した順にコメントしていくことにいたしましょう。


父は糖尿病の持病があって慶應義塾大学病院に通院していたのですが、昨年春に主治医が転出するので胃カメラを念のために飲んでおきましょうということで飲んでみたらガンが見つかったというのが事の始まりでした。

自覚症状がなかったのと、医者も瓢箪から駒だったので

見つかって良かったですね。

と言われたのが災いして、本人はすっかり初期ガンだと思ってしまったわけです。


それからリンパ節への転移がその後の検査でわかって、そこが手術に難しい場所なので外科手術はせず抗ガン剤で病巣が小さくなるのを待とうということに。
実はこの年の暮れに、抗ガン剤治療が始まった時点で末期手前で生存率が云々される「ステージ3」(4が一番上)であったと医者から聞かされたのですが。

ガン剤治療が始まっても「眠気」以外の副作用がなく(普通は人によりますが、めまい、吐き気が凄いそうです。)、もともと痛みなどなかったものですから、本人は治療を真面目にやれば五分五分ぐらいの確率で後何年かは生きられると思っていたようでした。


私も気になって昨年夏に定期診察についていってみたのですが、治療方針の考え方を確認しただけだったので、そもそも父がどのステージにいるかの確認を漏らしてしまうことに。
「自分は初期だ」という思い込みは父をガンによる死の恐怖からかなり遠ざけてくれましたが、逆に動ける時にしか出来ない事(例えば故郷の九州に帰ることとか)のチャンスを逃してしまったことになったわけです。


今は生死の行方を含め、病状の本人告知は当たり前と思い込んでいましたが、それが正確であるかどうか患者本人以外の客観性が必要だったなと今は反省しています。

明日へ続く。

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  1. 2008/11/24(月) 07:27:40|
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