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ホスピスで親を看取る

fc2ブログ「浅間山麓徒然日記2」からの抜粋版。77歳の父の胃ガン悪化からホスピス入院で逝くまでの看護日記です。

ホスピスで親を看取る その8

最初の医者からの我々家族への余命宣告が12月の上旬。その時点で、父の意志など確認するタイミングなど測っている暇など待ちきれないので確認は後付け、さっさとアポ取り開始です。

私がホスピス探しに入って看病に通う都合から考え出した候補が都内18軒中

・救世軍ブース記念病院=20床(杉並区和田)
佼成病院=12床(中野区富士見)
東京衛生病院=24床(杉並区荻窪)

の3つ。

このうち東京衛生病院は、随分前からホスピスを併設した実績とJR中央線荻窪駅が最寄り駅(前の2軒は地下鉄丸ノ内線の支線の中野富士見町駅)であることが人気で競争率が高いとの噂を聞いたので、上の2つがペケの時に他の病院とともに第2陣としてこの段階ではアプローチしませんでした。


で、12月上旬の電話で予約が取れたのはブース記念病院が1月11日、佼成病院が1月18日といやはやこれだけで1ヶ月の消化!

しかもこれは面談であって、向こう側の値踏みにより「この患者は何番目」と並んだ順ではない病院側の順位がつく訳だから、まだまだ先が見えまっしぇん。

これじゃ手詰まりかも?と、ホスピスの見通しが暗い場合に備えて、慶應の療養支援室から紹介があった西荻窪の病院も1月18日にアポを取り付けました。

どこも平日に面談日が設定されていたので、仕事を半日休まねばならず、一時期に幾つも掛け持ちするのも限度があるなというのが正直な感想です。


今日の最初に記した医者の余命宣告は入院している病棟の主治医からのものでしたが、父が通院していた外来の主治医からもこの時期に話しがありました。


お父さんはかなり悪いです。

それは病棟の先生のお話しより悪くなっているということですか?

一概に余命何ヵ月と言っても絶対ではありません。1ヶ月の場合もあるし6ヶ月の場合もあります。こればかりは終わってみなければわからないのです。
後何ヵ月と言ったことで、その前後で患者さんの体調がガクッと落ちることがよくあります。
ですから、私は患者さんに後何ヵ月とは言わないことにしています。

(インフォームドコンセントの時代に化石のような人だな。)

では1ヶ月と6ヶ月の間を取って「あと3ヶ月」を目安とすればいいですか?

ええ、そうとってもらっても結構です。

(やれやれ)


このやり取りで、私は父にホスピス入院の意志確認をするだけでなく、医者に代わって直接余命宣告までする羽目になってしまったのでした。

明日に続く。

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  1. 2008/11/24(月) 07:22:33|
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